2011年 11月 12日
着物リメイク・大島紬ショルダーbag
haricoのひとりごと・・・『リトル・ミス・サンシャイン』最近観た心あたたまるおススメ映画です。アリゾナ州にあるフーヴァー家のぽっちゃり眼鏡少女オリーブが、ひょんな事からカルフォルニアの美少女コンテストに出場できることからお話は始ります。しかしこのフーヴァー家、問題てんこ盛り!父は堅物のビジネスマン、自論を押し付け家族から嫌われてる。兄は引きこもりで「ニーチェ」を敬愛し夢を叶えるまでは喋らない『沈黙の誓い』を実行し人間嫌い、おじいちゃんは、ヘロイン中毒のエロじじい、そこに母の兄ドウェン(科学者だったがゲイで大失恋で自殺未遂し精神疾患)が加わり、それをまとめる母はタバコをふかしストレスをためつつ日々過ごしている。そんな家族が小さなミニバンに乗って長旅をするのです。最初はちぐはぐだった関係も、主人公オリーブを通じて少しずつお互いを理解し受け入れ会場までことが運びます。もう、色んなコトが起ってハラハラドキドキ。表では反発しあう力も、裏では繋がりたいっていうサインだったりする。表と裏を自分の心地いいようにするのには、受け入れ許す、他人との境界線をなくす事なんですよね。それは、個性をなくすってことではないんです。このフーヴァー家のお母さんみたいな心情の方、沢山いらっしゃるんじゃないかな。家族が1つになれば、大抵の事は乗り越えられます。そんなことを教えてくれる映画です。是非ご覧になって下さいね。