テーブルクロスのジャケット

いつも素敵な生活をされているお客様、コットンリネンに白いお花のプリントがエレガントなテーブルクロスをお持ち込み、「ジャケットを作る」ことになりました。モデルはマドモアゼル・ノンノのジャケット。ありそうでない、ベーシックなんだけど細身でシンプルなジャケットでした。私はこういう遊び心が大好き!!お客様の雰囲気と実にシンクロして、最後まで楽しくつくるコトが出来ました。しかも、ノンノを抜いたかも!!なんて気持ちにまでなりました(笑)お客様も喜んで頂いて、お次はお揃いのお帽子!!モデルはエルメス〜。こんな楽しいシゴトはないな〜、神様感謝です。
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モデルのマドモアゼル・ノンノのジャケット
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テーブルクロスのジャケット
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haricoのひとりごと・・・少し前にアダムとイヴの事が新聞に載ってました。イケナイ実を食べてしまったから、善悪を知る為に楽園から追放されたとか。裸でいる事に恥じることを植え付けられたから服を着たとか。これは、動物と人間の違いを意味しているのかも。肯定的にも捉えられるし、否定的にも捉えられます。服を着ると言う事は、その恥じらいを「隠す」ということになるのかな。もっと行くと「着飾って別人になる」と言う事にまでなる。逆に裸になる事は、自分をされけ出すことになるんだな。お風呂屋さんで、お客さんを見ながら、裸だとパーソナルの相違がそうないことに気付いたとき、いかに洋服からのパーソナルの読みが強い事に実感できる。・・・ホントに付き合いは裸にならないと分からないのかもね。
by harico_couture | 2012-06-21 17:16

haricoのつぶやき


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