2013年 04月 29日
着物リメイク・浴衣のチュニック
haricoのひとりごと・・・『青い春』松本大洋の漫画「青い春」の映画を見ました。いいね、彼の描く分かりにくい友情。「ピンポン」が陽であれば「青い春」は陰でしょうか。女の子同士の「親友」って意味とは全く違う、男同士の「親友」の話。互いに馬鹿仕合、気恥ずかしくて気の効いたことなど言わない。しかし互いに自分にはない魅力を感じ尊敬している。成長の度合いによって、追い越したり追い越されたり、感情がすれ違い、重なって、何とも言えない不安定な人生の時間の中でも特別希有な濃密な時間。「桐島、部活やめるってよ」のスクールカースト男女共学見解図なら、「青い春」は男子校見解図。ハルカイと話してて男子と女子の世界は掛け離れていく様を感じ、男子ならではの冗談の掛け合い話は下手なバラエティー番組よりずっと笑える。見下しと冗談のギリギリのアウトラインは、リアリティがありありでその危なげな話は蜜の味なのである。ハルカイがそんなオバカな話をする度「青春やな〜」いいな〜と思い耽る私です。
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