着物リメイク・絞りのブラウス

お高齢のためお店に来れないとのことで、親族の方がご注文に来て下さった。思い出のお着物、身近に置いてもらって少しでも楽しい時間になって欲しいと思います。
絞りの羽織をほどいて作ったチュニックは、前開きでゆったり目、着脱も簡単です。腕もまくりやすいようにスリットが入ってます。背中には石庭の模様が素敵。・・・後3点まだまだ続きます!
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haricoのひとりごと・・・『ビジネスの裏と表』久しぶりに新聞を読んでいてギャフンとなった。全聾の作曲家・佐村河内守さんの作品がゴーストライターが作曲したものだと明らかになった。しかも本人は聞こえるらしい・・・ここまでくるとコントの世界、声をあげて笑ってしまった。しかし私はこの人の名字が長いな〜くらいの認識で、曲は聞いた事がない。新聞を読むと多くの人が感動し曲を聞いて生きる力にかえていたようだ。その人達に事を思うと、心のやり場がなくなる。
佐村河内さんのキャラクター、才能・・・ビジネスになると踏んだ途端、パッケージ(売り出し方法)が決まる。パッケージと内容がイコールでありたいのだが、殆どの場合パッケージは過剰となる。売れれば売れるだけ、内容と離れていく。詐欺師のような感覚にさえなる。しかしこのような事はこの業界では日常茶飯事なのではないかとも思う。ゴーストライターなど驚く事ではない。知り合いの知り合いは、ある有名な歌手のゴーストライターであった。また本の業界でも聞いたことがある。
ここでいけないのはゴーストライターの逆襲に陥らせたということだろう。やはりその方の才能にも大いに敬意を払うべきだった。そしてその人の未来も保障するべきだった。そういった事が最近目立ってきている気がする。マルハニチロの冷凍食品に農薬を注入した事件も、企業への逆襲。安価な商品の裏では人件費が削られ、逆にCMでは心に響く心地よさが消費者に促される。
ビジネスには裏と表がある・・・真心には裏と表がない。ビジネスの発端は「人の為」、役に立つというスタンスから始っていると思う。つまりは真心から始っている。それがいつから表と裏になってしまうのか?もしかしたら「裏」があることでも夢をみせてもらったり、勇気をもらったりしているのかもしれない。企業は消費者に最後まで嘘をつき続ける為に、労働者に演者としても夢を見させなければならない。。。。。
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by harico_couture | 2014-02-09 12:52 | 着物リメイク・ブラウス

haricoのつぶやき


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