2014年 03月 01日
着物リメイク・お召しの羽織をパンツにリメイク
haricoのひとりごと・・・当たり前ですがお客様にも色々な方がいて、このお仕事をする前はこんなに年も性格も幅の広い方々とは話す機会がありませんでした。1日に何人ものオーダーを聞いていたりすると、お客様に合わせている自分の性格がどんどん変わっていくのに気が付きました。勿論根本的な性格は変わらないのですが、声のトーンが変わったり、話す速度も変わります。それによって私の印象も異なって見えるかもしれません。つまりはお客様は鏡になって私を映しているような状態となります。お客様に掛けられたコトバに性格と言うより「感情」がプラスになったり、マイナスになったりします。しかしこれは現象であって、その奥の真意とは違ってたりします。あるお客様は電話に出る時にとてもぶっきら棒な口調です。私はいつも怖々お電話致します(笑)。しかし出来上がるのをとっても楽しみにしてらっしゃって、お電話すると当日か翌日みえます。試着すると不具合を直ぐに見つけます。そしてまたその口調で落胆されます。。。。逆にどこの難点もなく、完璧に出来上がっていると飛び上がって「素敵!素敵!嬉しい!」と連発して下さいます。そして今まで作った服もどこどこで褒められた!ととても嬉しいことを話して下さいます。私はこのお客様の一喜一憂に完全にシンクロしてます。しかし真意は「素敵な洋服が作れると幸せ」というところです。その高い高い聖域まで、一緒に昇り詰めるまでには、やはりいろんな感情があることは考慮しておかないと昇れないんですよね。私1人では昇れません。叱咤激励されてこそ昇れるのかもしれないです。。。。
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