よく「帯で何が出来ますか?」と聞かれます。bagと帽子は殆どの帯で出来ますと答えられるのですが、ベストは帯の厚みや作りたいデザインによってできるかどうか分かりません。なので今回ジャケットが作れてちょっと嬉しい♡首周りが帯だと刺繍の張りのある金糸銀糸がチクチクするので、肌に当たるところはシルク生地の無地にしました。ボタンも帯の柄にあわせて、可愛い花型のボタンにしました。ショート丈のジャケットなので、ボレロのように着て頂いてもいいかもしれませんね。
ボタンもかわいい、キラキラ付き!!
ポケット付いてます。
haricoのひとりごと・・・少し前にNHK日曜日美術館で「アンディ=ウォーホール」が取り上げられてました。シルクスクリーンで描かれて、独創的な色でシンプルに何枚もスタンピングされた絵は、幼い私にも「新しい!!」と思えるほどでした。当時も好きか嫌いか?だけで判断していたので、ウォーホールに興味はあまりなかったのです。しかし今回の日曜日美術館を見て、この人は相当「時代を遊んだ人だな・・・」と感心した。元々売れっ子グラフィックデザイナーだったのだが、すっぱりと辞め、アートの世界に飛び込んだ。彼の事だから派手なことをしたのでは・・・と思うところですが、キャンベルのスープの缶の封筒に付いていたイラストをコピって、それを何枚も並べた。彼は「僕のことを知りたければ表面だけを見ればいい。裏側には何もないから」と言う。これが本当であれば、この行為は
「エゴがない」つまり私と言う主張ではなく時代と言う「状態」を表している・・・と評した絵と捉え、(これは主張になるかもしれないけど)「なんでオリジナルじゃなきゃいけないの?」とそもそものアートを茶化している。
また、アートとお金の関係も、肯定的。「お金を稼ぐことは芸術、働くことも芸術、うまくいっているビジネスは最高のアートだよ」の言葉も残している。ウォーホールのマリリン=モンローの絵は余りにも有名。死んでから直ぐに作ったそうだ。有名人をターゲットに金額を設定、買いやすくもした。
アートという見えない制限を、ドンドンぶち壊し時代の波を駆け抜けていくウォーホール。生き方がパンクです!超かっこいい!!
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