リネン・ワンピース

とっても肌触りの良いアイスブルーのリネン、お客様のお持ち寄りでお作りしたワンピースです。最近大人の可愛い人が増えているんじゃないかなと、思います。若作りでは決して無く、ご自分の中から輝く部分が「美しさ」になって出てくるような。そんな方々を見ていると、私も頑張らなきゃと思います。

haricoのひとりごと・・・美容院に行った時「日頃（私が）お客様に対して気を付けているところは？」と質問されました。私は「見た目でお話をしない」と答えましたが、もっと先があります。見た目ではなく、その方の「魂」とお話するように心がけてます。なので姿は関係がないのです。しかし、姿にも現れる時がありますので、時々は併用します。ある日、背の低い白いスーツで金のネックレスをした、いわゆるチンピラ（ゴメンナサイ、コトバ悪くて）風のお客様がいらっしゃいました。今着ているズボンの穴を塞いで欲しいと言われるのです。お客様はその場でズボンを脱ぎ、ステテコ姿になって待っておられます。おタバコを吸いたいようで「ここで吸ってもええか。灰皿はある」とおっしゃいましたが、「ここは、商品もありますのでできません、外ならいいですよ〜、ステテコでもわかりませんよ！」と冗談っぽく言いました。縫い終わってお客様にお渡しし、お店を出て暫くするとお客様の鍵があって大急ぎで追跡してパチンコ屋さんに。鍵をお渡しした時に、万遍の笑みを浮かべて「有り難う〜」と言われました。よっぽど嬉しかったのか、パチンコ屋さんを出た後も「今日は有り難う〜」と声を掛けてくれて、夜残業していたら、また通りかかったのか「ありがとな〜」と言ってくれた。私も、嬉しかった。ホンノ少しの心が通じた１日だった。まだまだ、お話はあるのですが、「魂」に話すことをオススメします。奇跡を起こす鍵だったりします。