2010年 10月 28日
着物リメイク・ラッパ袖のチュニック
出来上がって、慌ただしく渡した。普段気を使わない(労いもおべんちゃらもない)間柄の私達、母から1本の電話が・・・「ゆきちゃん、気に入ったわ。型紙ちょうだい」。実は難しいお客様の1人。近い存在で言いたい事言える間柄が1番怖いのだ。今回はまあまあ、合格点で胸を撫で下ろす。
よく「haricoさん、女の子欲しいでしょ」と言われます。私の答えは「No!」なぜなら女の怖さをよ〜く知ってるから。(自分を含めてね)私から生まれた女の子はきっと我が強く、世の中を斜めに見る可愛くない女の子よ。オマケに自尊心が高く、自己を防御するためにコトバの刺をいっぱい纏った女の子よ。・・・もしかしたら、それは母から見た私の姿ね。それも恐ろしいこと。だけども、年をとって私の長い反抗期も終わり、今は感謝の念に変わってきた。お次は行動なんだけど、今までの錆びた歯車がどうにも動かない。まずは錆び取りですか。そんな事言ってる間に、母はどんどん老いていくんだな。


