2011年 01月 30日
発表会ドレス♡


haricoのひとりごと・・・「行って来ま〜す」ハルカイと2人の友達は夢に向かって自転車のペダルを踏み込んだ。私の見たところ、5年2組は漫画家希望が著しく増えてきた。発端はハルカイだったかもしれない。只の流行事のように思っていたけど、どうやらそうではない。少なくとも、この4人はそうだ。隣町のここから自転車で3、40分はかかるであろう漫画グッズが揃う店に一緒に行く様だ。カイトの相棒でストーリー担当のT君、「有り難うね、カイトの相棒になってくれて」とお礼を言うと「いやいや、オレがカイトをスカウトした訳で・・・」なんて、カイトを持ち上げる。そう言えば、カイトが描いた絵に対してT君が意見すると、カイトはその意見に対し真摯に受け止める。何故こんなに真摯に受け止めれるのか、不思議だったけど、この2人を直に見たらちゃんと信頼関係ができてるんだ・・と感心する。もう1人は、Tちゃん。女の子です。この子はもう2年生からカイトと絵のことで気が合ってたみたい。Tちゃんの絵の上手さをカイトなりに賛美している。お互いの才能を賛美しつつ、至らぬところを指摘する・・・みんないい関係。その中にまたもや、不思議な位置のハルトがいる。料理人を目指しつつ、一緒になって漫画を描いている。・・それもまたいいかな。と私は微笑ましく見ている。夜、お風呂上がりに一杯飲もうとビールを美味しそうに飲むパパがいた。カイトはそれを見て「あ〜オレ、漫画家になったら、ビールを飲む時間なんてないんだな〜」と悔しそうに言う。「じゃあ、止めるの?」と聞く私に「絶対止めない!!」と言う。パパが「売れる漫画家だったらね」と付け加える。それでも、カイトの妄想は止まらない。・・・夢に酔えるってのは幸せなことだ。私は酔っぱらったカイトを見てるのが好きだから、醒めないように更に夢を見せるのです。