2011年 02月 15日
着物リメイク・ブローチ&ティッシュポーチ
haricoのひとりごと・・・最近のNHKは面白い。死んだじいちゃんがNHKしか見ない人で、「ありえない」と子供ながらに思っていたけど、40歳にしてそうなりつつある。お気にりの番組が沢山ある中、この間見た「Q~わたしの思考探究」の写真家石川直樹さんの回が面白かったです。(見逃した方、朗報です!19日午前10時半から再放送します!)この番組は、ゲストの悩みっていうか疑問に思ってる事を賢人が説く番組です。今回のゲスト、石川さんは世界中を旅する写真家です。石川さんは新しい世界と出逢えば出逢う程驚きが薄れる、コトバを理解すると知識が先だって、思考しなくなるのでは・・・アラスカに行った時出逢った、そこの村から一歩も出た事が無いお婆さんが、昔から伝わるお話を熟知していて、それを聞いていたら世界中旅しなくても解る事もできるんだ(だったら自分がしてることは・・・?)それと興味深かったのが、世界中の美しい景色に勝る(勝ち負けではなく)モノはなく、自分はその美しさを切り取るだけ。・・・わたしも、最近おかしな事を考える。洋服とは何か?ホントに美しいのは、人間の持つ内面に比例している。どんなに着飾っても内面が美しくなければ美しくない。洋服とは何と表面的で一時的な作用。しかし、(話が飛んですみません)その後NHKハイビジョンで中原淳一の特集があり、洋服の美しさによって人間の内面が磨かれる事を知る。そうなんか・・・!!・・・ごめんなさい、また元に戻りますが、この石川さんの問いに、哲学者入不二基義先生は最後に「人間は死ぬまで考える生き物です。わたしは哲学者として考え続ける」石川さんは「写真家として写真を撮り続け考える」と。そして私は「洋服を作り続け考える!!」「いい話やな〜」と呟いた私の隣で、目が堅いカイトが「オレは漫画を描き続け考える!!」と言い添えた。(文が長くなってすいません、読んでくれて有り難う♡)