2011年 05月 20日
着物リメイク・テーラージャケット


haricoのひとりごと・・・こんなご時世に、主人の仕事が次々決まってくる。今,彼に触った方がいいよ、運持っているから・・・・ってのは冗談ですが、忙しくしている姿を見てると「おめでと〜」と言いたくなる。チャンスを最大限に活かすのには、最大限の器を用意しなくてはならない。彼は今まで器作りに余念がなかった。成長し続ける器であった。その成果が今である。洋服に比べて建築にかける金額は半端ない。払い続ける人生と引き換えに、建築家に托す訳です。家作りに失敗は許されない。施主さんは真剣で、全てを出し切ってぶつかり合う。善にいくか、悪にいくか、舵取りをするのは建築家の腕の見せ所だ。これまでにも、山あり谷ありあった。寝れない主人を横目に、いびきをかいて寝てしまうダメ嫁だが、誠心誠意尽くし利他の精神の主人の念は必ず施主さんに届くと信じていた。端から見てると台風の目に主人が立ってるようにも思える。1っ歩進んだら台風にかっさらわれるくらいの、きわどいライン。こうして立っていられるのは、施主さんと施行会社との信頼関係を築くこと、それだけである。相手を活かして、自分も活かす。活かす為の技量が最大であれば、それがそっくり還ってくる。その作業が楽しいと思えたら最高だ。それとは別に、自分のデザイン力を成長させなくてはならない。日々変わっていく時代性に寄り添って無理無く反映したい。これは私も言えること。止まったままの意固地なデザインは、多様に対応できない。私達は芸術家ではない。いつでもお客様の代わりにデザインしていると思っている。しかしお客さんの創造の先の先の先に行かなければいけない。立ち止まってはいられないのだ。それは、ある時はしんどく、ある時は、楽しい。感情に浸らず、進化しづづけることがいつまでできるのか・・・・考えることはやめよう。ただただ、今日を歩こう。。。。。