2011年 05月 24日
我が家の定番レシピ2

haricoのひとりごと・・・『おひさま』NHK朝の連ドラ、おひさま。久しぶりにハマり出した。遅いハマり出しにストーリーについていけてないけど。時代は昭和の始め、主人公は小学校教諭。職場では男尊女卑の風潮は残っている。銘仙の着物、丸襟の花柄ブラウス、編み込みのヘアースタイルは私の好きな時代です(でも、実際は戦争もあり辛い時代よね)その主人公が家庭訪問する回がありました。先生をもてなそうとする生徒の親は、「こんなものしかないのですが・・・」と言い、なんと はちのこ を出す。主人公は気を使い「私、これ好きなんです」と好きでもないのに食べるのです。そしたら、村中に先生は蜂の子が好物だ!!と噂になり、次に伺う訪問先でも蜂の子づくしを食らうということになってしまった。ある時、教室で泣く女の子がいた。「どうしたの?」と聞くと「オラの家は貧乏で先生に喜んでもらう蜂の子がねぇ」とシクシク。その子の家に行ってみたら、みかん箱がテーブルで、今までテレビの中でみた貧乏セットの中で一番貧しかった。。。。(おしんよりも)そして、「これしかねぇで、すまない」と言って梅干しを入れるような壷を出す。私は何が出でくるのだろう・・梅干し?金平糖?・・・と思ったらなんと、ひとつまみの砂糖だった!!その砂糖を食べながら「美味しい」と言う先生の顔を満足げに見ている少女の顔がいい!!こんなに格差社会を感じながらも、精神的にはもてなそうと懸命な日本人。。。。美し過ぎて号泣しました。そんな社会だった日本が、短い時間で今の生活水準まで引き上げた。「その理由はなぜか?」となぞなぞのようにカイトに聞いた。横で聞いてたパパが、答えが出ないカイトに痺れを感じ私に「何故?」と聞いてきた。「答えは自分で考えよう!!!」と逃げました・・・・