道徳商店街の一員だった朝日新聞さんが引っ越す事になりました。不要になった粗大ゴミの中に、捨て猫ならぬ捨てミシン発見。どういう訳か、昔からゴミ拾いが好きな私です。もともとアンティークが好きで、粗大ゴミの日には「何かいいものないかな〜」と、恥も外聞もなく探しまくる。今もその勝利品は、存在感を出してくれてます。で、見つけたミシン、私の理想そのもの。生徒さんにもミシンを買うべく時は必ず「足踏みコントローラー」そして、できれば、「昔式のボビンケースが付いてるもの」、「コンピューターミシンでないもの」をお勧めしています。その条件を全て満たしたこの捨てミシン、救い出すしかありません。朝日新聞さんに申し出たところ、笑顔で「嬉しい〜!!是非使って!!」と言われてしまいました。しかし、家に持ち帰ってみたところかなりのダメージ。ここは信頼をおけるミシン屋さんにメンテをお願いしました。全部分解しオーバーホールしてもらって、ピカピカ、生き返りました。修理費は¥13000円。新品買えるよ〜って声が聴こえてきそうですが、これは私なりのこだわりでして。・・・・私の中で「ミシンを救う会」というのがあります。昔のミシンは、しっかり作ってあって縫いやすいです。調子の悪いミシンはharicoに持ってきてくださいね。私で分かる事なら何でもお教えしますし、修理が必要な場合は、信頼できるミシンやさんに直してもらえます。ミシンは私にとって、いまや「おじいさんの古時計」なんです。ミシンが調子が悪くなってくると、私も原因不明で調子が悪くなるようになってしまいました。(ホントです!!)ミシンが苦手で、手芸は好きだけど・・・って方いらっしゃるけど、それはまだミシンとシンクロしてないからなんです。シンクロできたら、すっごく楽しい世界が待ってます。

名前はピンクちゃんにしようかな