2012年 04月 14日
アップリケジャケット&ロングスカート



haricoのひとりごと・・・中学生になったハルカイ。・・入学式が終わって、教室で先生のお話を聞く際先生がこう言った。「ご父兄の皆様もお分かりの通り、後ろから見たら誰だか分かりませんよね。なので持ち物にはお名前の記入を・・・」このコトバを聴いた時に、これから始る競争レースのスタートラインに立たされたのだと苦しさに胸が締め付けられた。目に映るものは全て同じにし、個性を排除。頭の中に詰め込むために全神経を集中させ自分の能力と向き合わさせられる思春期は楽しく前向きに果敢に挑戦する者もいれば、自分が好きになれず殻に閉じ込める後ろ向きな者にもなりうる。まだあどけなく制服がガバガバなこの子らは、その現実をまだ知らない。人間が更に人間になる為の、時間なのだ。それを経験してきた親達は、この子らを案ずる事しかできない傍観者に過ぎないのよね。