2012年 07月 07日
着物リメイク・ロングベスト


金のひょうたん柄が描かれてる、反物で見るとちょっと派手かな〜って思いますが、仕立ててみると「いいかも!」ってなるのが不思議。かえってアクセントになっていいんです。

haricoのひとりごと・・・私は色々な事を織物の縦糸、横糸に例えるのだが、今回は「男と女」で。縦糸は男。男は単独で狩りをし、猪突猛進1つのものを追いかけ、あれもこれも複数抱えるのは苦手。横糸は女。ネットワーク、横の繋がりを大事にし複数を同時にこなすのが得意、逆に群れから外れること人と違ったことをするのが苦手。その縦糸と横糸が「今」を地軸に織り上げていく。待ったなし、のありのままの状態で織り上げていく。時間もこの織物で例えられるのだが、もう織り上がった過去をほどいて織り直すことは出来ない。記憶の断片を辿って「ああ、ここは綺麗に織ることができたな」とか「ここの織り方は最悪だ」と振り返ることはできる。その記憶をかき集めてもしかしたら「今」を織っているのかもしれない。昨今、縦糸と横糸の関係を「どっちでもよかろう」とするが、私は特性としてあらかじめ把握していた方が、理解しやすいんでは?と思っています。勿論、決めつけている訳でもありませんが、お互いの特性を知っていると関係がスムーズになるんです。