2012年 08月 01日
着物リメイク・浴衣ブラウス1
haricoひとりごと・・・待ちに待った細田守監督の映画『おおかみこどもの雨と雪』観に行って参りました。(この先ネタバレあるのでご注意)いやぁ、ヤレレタ。素晴らしい。オープニングからエンディングまで泣きっぱなし。ハンカチは軽く湿り、帰りには泣き過ぎて脱力でした。私は予々(かねがね)自然の美しさにゃ敵わん、動物の愛には敵わん、と人間を卑下しとりました。私を取りまく生活も、その世界にしてみりゃお遊びであると。そんな私の目線をこの映画は払拭してくれるような、大きな目線、マクロな視野。おおかみ男を愛した普通の女の子が、母となる。この「愛」は深く、人間を越えて動物の生命を繋ぐ気迫なるものも感じる。都会での生き辛さ、人の輪からなる疎外感、自然から謙虚に学ぶ、生きる方向性・・・・これら全て、人間ならではの事柄だと思っていた。しかし、これは動物間にも同じであると気付かされた。なんら私達は変わらない、関係性で動物として生きていたのです。この、腑に落ち度は、半端なかった。。。。。何より、この映画は「美しさ」の宝石箱のよう。自然の美しさは言うまでもないが、男女の愛、親子の愛、近所の人の愛、子供たちの心・・・全てが美し過ぎて、感動のスイッチが入りっぱなし。人間が動物に思える不思議な映画。
私は、この映画の母親・花さん目線で観てしまいました。是非、ママさん、ご覧になって下さい。
母という、本能、揺さぶられます!!