2012年 08月 16日
太宰治『愛に生きる言葉』
「愛」にはいろんな「愛」があり、愛の量、愛の質などによっても変わってきます。
愛し過ぎると見返りを要求するし、質が悪いとDVになったり束縛しようとしたり。
溺愛、博愛、慈愛、情愛、貧愛・・・・言葉にもかなりの愛の形があります。
言い過ぎかもしれないけど、人は死ぬまでの間全て「愛」について勉強をしていると思っています。名声や富の為ではなく、死に際は「愛とは・・・」の問いにどこまでアンサーできたか?そして、私は「愛することができたか・・?」勉強と実践、この交互を繰り返し人は完成形を目指し、生き抜くのだと思います。
この本の中で一番好きな文を抜粋しますね。
まっすぐに歩いて行こう
この道は、どこへつづいているのか。
それは、伸びて行く植物の蔓に聴いたほうがよい。
蔓は答えるだろう。
「私は何にも知りません。
しかし、伸びて行く方向に陽が当たるようです。」
さようなら
「パンドラの匣」より
