2013年 01月 12日
着物リメイク・大島のロングコート


haricoのひとりごと・・・『コクリコ坂から』いやぁ、よかった、ココリコ改めコクリコ坂!!続けて2回観た。何でか何度も泣けるシーン有り。最近友達に「感情」の見解、感情が先で理由は後付けであると聞き、なぜ私はこのシーンで泣けるのかということを確かめるべく2回観た(アホでしょ〜)。そしたらこの海ちゃんのなんでも受け入れてしまう「強さ」に感動してるようでした。主人公の海ちゃんはお父さんを朝鮮戦争で亡くし、お母さんはアメリカに留学している。その間一家を妹、弟がいるのに若干高2の長女がひとりで受け持ち、愚痴を言わず品行方正に家事をこなす。(ここからネタバレになります・・・)そしてセンセーショナルな恋に落ちるのですが、なんと異母兄弟の疑惑が・・・そんな強烈な出来事(昼メロならドロドロでず〜っと引きずるよ)があったのにも関わらず、一晩寝た次の日には昨日と変わらず家事をこなす海ちゃん!!毎日規則正しいことによる強制ながらも、精神を整える日本人らしい真髄がみられなんとも心打つ。小高い坂の上にたつ海ちゃんの洋館、対、海の上の世界。海は=お父さんとの会話だったり、何でも受け入れてしまう海ちゃんの性格もまた海のような存在なのかな・・・。それと好きな設定、高校生の大人になりきれてない純粋な心の美しさもね。カルチェラタン館という明治に立てられた洋館は、学校でも変人扱いされてる人達が集う館。。。。自ら「変人」と思ってる私はこの館の連中に非常に興味がある。この映画で個人的に惜しいのは、この変人達のキャラクターを押し出して使って欲しかった。そしたらユーモアが出たんじゃないかな・・・・。次回、宮崎吾朗監督作品に期待しています!

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