2014年 01月 17日
着物リメイク・クマのぬいぐるみの着物をつくりました!
haricoのひとりごと・・・あまちゃんブームに乗れなかった私ですが、この間NHKの番組を観ていたら、オープニングを作曲した大友良英さんが出ていた。障害者が音楽を奏でる団体に所属する彼の苦悩や喜びが映り出されていた。勉強を重ねたオーケストラ率いるクラッシック音楽、作り手が何を語りたいのか繊細に忠実に奏でる。方や音を出したい時に素直に、誰に向けてでもない音楽を純粋に奏でる・・・。この対照的な振り子の中、彼は「音楽とは」の問いに答えていく。私が初めてあまちゃんのオープニングに曲を聴いた時何か違和感があった。メロディーでなもない得体の知れない感覚。そこに身を委せられない自分を感じた。ある番組ではこの曲がかかると赤ちゃんやら猫やらがご機嫌になったり、興味をそそられる行動に出るらしい。
番組のなかで、障害者の人達と音楽を楽しむ時に自分の「上から目線」と戦ってると大友さんが言ったのが印象的だ。自分でも分かっている精神的な位置でのフラットは、今私も目指す所だ。しかし別に優越感に浸ってる訳でも何でもないのだが、「上から目線」という奴はしぶとく根付いてるのである。マリア様のように、キリスト様のように、仏様のような...目線、実は頭で考えても固定観念が染み付いてる、ぬぐいきれないのだ。
番組の終わり、コンサートが行われ会場の人達も手持ちの楽器を鳴らしコンサートに加わる。「観る(聞いてる)より参加した方が楽しい!」と大盛況であった。私も洋裁のアウトサイダーである。これからも純粋に洋裁を楽しみ、この楽しみを皆で分かち合いたい。分野は違うなれど、心は一緒だと思った。
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