2014年 03月 16日
着物リメイク・大島紬のジャケットスーツ


haricoのひとりごと・・・ハルカイは「絵」を描く事が好き。ハルトはストーリーがある漫画を描いている。今まで2、3ページで挫折していたのに今回は20ページ近く描いてあり、しかも面白い。1、2ページ描いては学校へ持っていく。学校ではハルトの漫画読みたさに今か今かと待っている子もいるくらいだ。人は期待に応えようとすることで時に大いにステップアップすることがある。ハルトもそのたぐいでメキメキ上達し、話もどんどん良くなっていく。その横で感化され焦燥するカイト、負けたくはないのだ。しかしカイトはストーリー漫画を作ることが出来ない。なので図鑑の動物をスケッチしている。そちらも相当上手くなっているが、ハルトとカイトでは「絵を描く事」の意味が違っていた。カイトは描いている自分に酔い、私に賞賛を求める。ハルトは、私が褒めても「友達が喜んでくれるか?」の方が心配なのだ。そんなハルカイに映画『ハチミツとクローバー』を見せた。美大で起こる人間模様を描いてる。友情・恋愛関係を背景に「恋』から「愛」に変わる様、「絵を描くとは?」「絵とは?」の問いなど、ただの青春映画に終わらないほど深く描いている。上手に描くなんて技術を学べば誰でも出来るようになる。しかしその先の方がずっとずっと心細い道なのである。その道を勇気を持って自分らしくいかに歩いて行けるか?楽しさから苦しさに変わり、どん底に落とされてもそれでも「絵が好き」と言えるか?歩いてみないと分からない道。・・・そんな厳しい事は今は言いたくないので、見守っている私です。

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