2014年 06月 06日
映画『ゼログラビティ』『サカサマのパテマ』
この2本の映画、共通点は何でしょう?・・・正解は「重力」繋がりです。普段私達は重力を気にせずに生きている。重力のある生活の方式で全ては成り立っている。宇宙は広く美しく、人類の夢の様な場所かもしれない。しかしそこは生物にとって生きにくい場所、ゼログラビティは主人公のサンドラ=ブロックただ1人(少しだけジョージ=クルー二ーが出てきます)が終始登場するのみ。ストーリーは只只シンプル。それなのに飽きさせないハラハラドキドキが続き、しかも生死のギリギリのアウトラインで、自分と向き合い精神的に成長していく様も見事に描かれている。この役、アンジーやナタリー=ポートマンにも話があったらしいが、私はサンドラ=ブロックで正解だったと思う。(ここからネタバレ)最後これでもかの生還の際、湖から力強く立ち上がるシーン、水に重力が絡み付き身体の重さを実に上手く表現している。地面に脚を着き這い上がる肉体美は、サンドラ=ブロックの肉体が一番男女感を越え、人間としての主張が強い。最後「ゼログラビティ」ではなく「グラビティ」つまり、重力とのタイトルは無重力への憧れではなく人間らしき「重力」への肯定感を表していると思う。素晴らしい作品。5つ★です!!・・・長くなったので次回「サカサマのパテマ」の話しますね。
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