私がお店をやっていて、本当によかったと思えるのは、沢山のお客様にお逢いできるからです。当たり前ですが1人の人生は一つ限りです。同じ人間でも環境が変われば、全く違う人生を歩んで、全く違った人格を形成します。だからこそ、それぞれのお客様がその時その時を感じ、今日まで生きて来られたことをホンノ一瞬なのですが垣間見れて、勉強になり、喜びになります。苦労したお客様こそ、明るく、優しい。それと共通しているのが「可愛さ」です。少年のように、少女のように、人間を越えて天使のように、妖精のように見えます。自分の影も光も受け入れた上の表裏一体です。たまに涙が出そうな時もあります。生きるという事は、死ぬまでの間、自分と自分との付き合い、周りの人との付き合い、つまりは肉体を持っての調和です。本のページ数は決められています。今日起こったことも、明日起こることも、ページに刻まれます。みなさんの結末がハッピーエンドな運びになるように、陰ながら見守っております。そんな事を思いながら、「今日はどんなお客様に会えるかな?」と楽しみにしております。


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