着物リメイク・帯で作った2wayバッグ

伏見のルトゥーシュのお客様からのご注文です。黒地に真っ赤な刺繍がモダンなバッグ。1本の帯に柄が2つだけあったので、贅沢に前も後ろも柄にしました。中袋は朱赤の生地を使って派手に。2wayにしてショルダーにも、手にも持てるようにしました。まだまだルトゥーシュでは新参者の私、少しづつ注文も頂いてます(たまに、クチュールもあるので、頭がパニックになりますが)。千里の道も一里から・・・ちょっとづつ歩いて行きます。
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haricoのひとりごと・・・『美容院』明日の予定も経てれないほど、私の日常は目まぐるしい。美容院など前日がやっとで、当日予約が多い。ここ2年ほど通っている美容院があります。担当してくれた男の子が初めて接客してくれた時、私の言ってくれる事をシンクロ状態でわかってくれるので「この子は何かある」と思ったのが発端です。私もその子のコトをシンクロ状態で言い当てる時があり、いつも「気持ち悪いね〜〜〜」と言い合ってます。と、言っても私は1年に3回くらいしかいかないお客さんでそんなに存在感は無いと思います。しかし虫の知らせか、急に行く事になり、そしたら「実は今月で辞めることになり、将来のことを考えて時間を見て独立したい」と告げられました。リップサービスだと思うが「未だ、お客さんには誰にも話してない」と言ってました。また、別の新人の店員さんに、頭を洗ってもらったのですが、一生懸命丁寧なのですが、終始無言でした。たぶん私がどういう人か分からず、話しかけづらそうな雰囲気だったのでしょう。私が「いくつ?」と聞いたら「21歳」と答え「若〜〜〜〜っっ!!」と言うと気がほぐれた様子。「いくつからこの仕事に就こうと思ったの?」と質問すると「小5です」と目を輝かせて答えてくれました。「どうしてこの仕事を選んだの?何か出来事があって感動した事があった?」と聞くと「今まで床屋で同じ髪型しかされたことがなく、初めて美容院に行き選ばせてもらって、その通りに切ってくれたら凄く格好良かった!家に帰るなり親に「俺は美容師になる!」と宣言しました!」とまたまた目を輝かせながら話した。更に「美容師って女相手の仕事でしょ、自分の感性は男寄り?中性寄り?」と聞くと「高校の頃からそれを意識して、女の子の気持ちを研究してました」と答えが返ってきた。感心した。驚いた。一見何も考えてなさそうな(ごめんね)若者に見えたがしっかり先を見据えている。今月で辞めてしまう先輩の姿をみながら、自分の未来と照らし合わせていることだろう・・・・。やっぱり本気で仕事をしている若者を見ると、応援したくなるおばちゃんなのでした。


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by harico_couture | 2014-12-20 00:34 | bag・小物

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