2016年 03月 09日
着物リメイク・銘仙のロングベスト




haricoのひとりごと・・・『日本アカデミー賞』日本アカデミー賞が決まった。去年上映された映画で活躍された俳優さんが選ばれる。個々にカメラが向けられ映る度に、オーラと言っていいのかその時『旬』である生身の人間から香り立つ強い『生』を感じて、グッとくる。と言うのは、私は精一杯生きている(自分を使い切っている)人を見ると感動し涙が出るのだ。美しさもそこから輝き出すのだと思う。今年最優秀主演女優賞を獲得したのは、安藤サクラだ。なんと撮影は10日で素人からボクサーになるまでの役を演じた。背中のぜい肉にだらしない風貌、美人とは懸け離れた彼女のアウトラインは受賞した時には、すっかり肌艶のいい美しい女優だった。私の好きな映画『エンジェル・アット・マイテーブル』を思い出した。女流作家ジャネット ・フレイムの自伝なのですが小太りで鳥の巣のようなくせ毛、おまけに妄想癖のある主人公が正常なのに精神病院に入れられ、壮絶な場所から這い上がっていくサクセスストーリー。そちらもどんな女優さんと思いきや、普段の写真を見たらすっごい美人だった。ここで気がつくのは美しくない時のスクリーンでも、グッと心を掴まれてしまう魅力を放っていることだ!これは凡人にはできない・・・・。
どんなシナリオが自分に来て、監督は誰で、予算はどれくらいか?、共演は?現場の雰囲気は・・・・そんな運任せな荒波の中で輝かれる俳優さん達は、凄いな!そして賞が取れたら、また次のチャレンジ・・・・本当に凄い。映画ファンとして、たくさんの作品を見ることが映画界に貢献できることかな。

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