ふと気がつくと、家の中にモンシロチョウが止まっていた。いつ入ってきたのかも分からず、大人しく止まっていた。
そんな事を忘れてスタスタ歩いていると「ギョ!」床に止まっている、もう少しで踏み殺すところだった。そんな事を忘れて引き戸を開けようとすると「ギャ!」ドアに止まっている、もう少しで擦り殺すところだった。お陰でお客様の存在を認識し、注意するようになった。お客様の所在は主人の仕事場です。私は「外に出してやったほうがいいんではないか」と提案しましたが、意外な言葉が返ってきた。「寒いから、可哀想」・・・・先日迷い猫のお客さまがいらっしゃった時は、毅然とした態度で「追い払え」と言った姿を思い出す。問いてみると、てふてふと仕事をしているパソコンのまわりに止まって、かわいいのだそうだ。そのまま3、4日滞在していたお客様の命はそこで終わった。そこまでかわいいと言っていた彼だったのだが、お客様の墓はゴミ箱であった。
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