いつもご注文頂いてるお客様から、ヘップバーン主演の「シャレード」のようなコートを、とご注文いただきました。不思議と作る頃になると、シャレードがテレビで放映される...haricoあるあるです(笑)。黄色の無地の生地に大きなボタン、パターンも変わっていて素敵なんだな。お着物生地で作るには生地幅が足りず同じようにはならなかったけど、雰囲気は似てるといいなぁ。ヘップバーンは細くってウェストがキュッと締まってる。眉毛がりりしくってフェイスラインがベース型。美人っていうカテゴリーには入らないかも・・・なんだけど、妖精のようなピュアで表情がとってもキュート。今、映画を見直しても胸を鷲掴みされるくらい、ファッションも大好き!
浮いた感じの襟周りが、レトロ感あり。
ぼかしの染めが綺麗ですね〜。
袖口には、お客様からのアイデアのリブ編みの生地を内側に施しました!面白い!
haricoのひとりごと・・・『zozoスーツで世界が変わる』シンギュラリティとはAIによって世の中に新しいパラダイムシフトが起こるという仮説(平たく言うとAIによって今ある職業が淘汰されるってこと)。ミシンで作るファッション業界は、この先変化するのだろうか?はっきり言ってミシンの構造はコンピューターを入れたって、人が縫うのはここ100年以上変わってない。どうやってAIを導入するのかは、私の頭では想像がつかない。しかしここ最近驚くニュースが飛び込んできた。日本最大級のファッション通販サイトZOZOTOWNが無料でスーツを配っている。このスーツ全身タイツのような風貌で体のサイズを採寸できるというものだ。コンセプトは
人が服に合わせる時代から、服が人に合わせる時代へ。
とある。ZOZOTOWNはこれを海外にも配布するそうだ。現在ファストファッションの影響でデザインの新陳代謝が激しい。出来上がりまで驚くほど早く出来上がるそうだ。もしかしたら、オーダーメイドもオートメーション化して安価にできるかもしれない。CMを見て想像するに、携帯に自分の全身像が出て昔の着せ替え人形のようにできるようになるのでは・・・とワクワクする。もしかしたら選ぶのもAIがやってくれるようになるのではないか・・・
こんな新しいプラットホームを考えたZOZOTOWNの社長・前澤友作さん、紗江子の元恋人で有名でチャラい人と思ったが、今回興味を持って調べてみたら、バンドでメジャーデビュー、その間もレコードなどの通販をし、ZOZOを創立。
その真意は9.11の同時多発テロを見て「服で世界を平和にする」と決意。。。。。。ファッションと平和と採寸スーツが、未来を築くならどんな世界なんだろう。久しぶりの魂の揺さぶりに興奮するharicoなのでした。
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