いつもご注文いただいてるお客様から、バッグのご注文を頂きました。印象から「黒」という発想がなく、珍しいな〜と思っていたら、中に着なくなったお気に入りの水玉のワンピースを使ってと言われて、腑に落ちました。お客様らしい発想に毎回、驚かせられます。だからこそ、この仕事が好きでやめられない。。。。
ファスナー部分を赤にしました。
ショルダーにもトートにもできます。haricoのひとりごと・・・『アカデミー賞メーキャップ部門受賞・辻さん』日本人で初、アカデミー賞メーキャップ部門を受賞した辻一弘さん。受賞してからすぐにNHKで以前、辻さんに注目したドキュメンタリーを撮っていたものが放映された。そこには正直にHollywoodに嫌気がさして、彫刻家として一歩を踏み出した辻さんが描かれていた。京都の商店街で3歳もで育った辻さんは、表の顔と裏の顔を持つ大人の社会が怖かったと言う。それから引っ越したのだが家庭内でもまた顔色を伺い、人間不信になったと本人が仰っていた。ひょうひょうとネガティブな発言を連ねる印象だ。一見ネガティブは原動力にならないと見られるが、辻さんは逆にこれがパワーになっている。人の顔色を見ることが才能に転化した。・・・番組ではアンディ・ウォーホールの彫刻をしていた。無数のウォーホールの写真を見ながら、彼の性格を読み取る。「人を見下す」「コンプレックスの塊」・・・ネガティブ.ワードの連打に笑えてくる。内面から湧き立つ表情にまで網羅するわけだ。すごい才能に鳥肌がたった。また、「今の若者に一言」とインタビューしたところ「他人の意見を聞くな」だった。やりたいことは、自分の中にある。前代未聞の扉を開けるkeyは自分にしか分からない。・・・・久しぶりに心に響く名言でした。
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