絵を描くのが大好きなカイトが行こうと言った映画、21時45分から始まるレイトショーを観に行った。
オープニングから圧巻!絵から出るエネルギー、まるで全てが生きてる様な生命力を感じる。陸の世界の主人公をはじめとした心が離れてる分離感、海の世界では言葉なくともダイレクトに伝わる融合した世界観、ジュゴンに育てられた少年との出会いによって、全てが『繋がってる』と気付いていくお話。哲学的に見たら哲学的、五感を使ってスピリチュアルな世界にどっぷりハマってもいい。ただただ、映像から伝わる作品愛とでも言おうか、「描き切ってみせる!」とばかりにほとばしる熱量に感動で涙が止まらなくなる。
映画の途中でウミガメの腕の節に突き刺さったプラスチックの破片や袋を抜くテレビの映像を思い出した。7(海):3(陸)の割合の地球、とうとう海にまでプラスチックのゴミを埋めようとしている。この映画の様に海の世界の言わなくても『繋がってる』を感じれるなら、海の苦しみも分かったはずだろう。チクチクと刺さる気持ちを抑えつつ映画館を出ると、真っ赤な1日遅れの満月が迎えてくれた。映画を見たからか、満月とも映画に誘ってくれたカイトとも『繋がってる』感覚がいつもより深く思えた。

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