2008年 11月 13日
着物リフォーム・ロングコート
haricoのひとりごと・・・布の種類は千差万別。人間と一緒で性格が全てっいいほど違う。お作りするとき、生地を自分の想像した形になるように作りながら考える。上手く出来るかは、「手」にかかっている。ミシンが自分と一体になり、「手」でつくる。そんなとき、わたしはおまじないをするのです。それはバカみたいなことなのですが、『魔法の手、魔法の手』とつぶやきます。すると、難しい箇所でもなんとか出来たりします。面白い事に。。。。今まで作ってきたお洋服、ざっと考えても500枚は下らない。その都度、生地と向き合いおまじないをつぶやいた。そして思った事、『生地は生きている』ということ。
余談ですが、植物、動物(毛・ウール)などの自然素材で作った生地で作る方が私は好きみたいです。性格も分かりやすい。反対に化繊で作られた生地は、性格が読みとりにくいんです。
肌触りも着心地もあまり好きではないです。人間は自然素材で身を纏った方が気持ちいいです。形は変わるけど、元は自然の中にあった素材。服になって「生きている」「生かされている」
そう思うと違う目線になります。
・・・・だから、私は自然素材が好きなんだ。と跡づけで分かりました。
作る時『魔法の手』つぶやいてみて下さい。神様がお力をかして下さるかも。