2009年 04月 28日
着物リフォーム・ブラウス
haricoのひとりごと・・・またまた発見、ウチのお店に集まる方には絵本好きが多いみたい。今、絵本の回し読みがプチブーム。常連のお客様からおかりした「ビロードのうさぎ」、とってもジンときます。クリスマスのプレゼントだったウサギのぬいぐるみ、棚に飾られ忘れられていたのですがある時から坊やの宝物になります。どんな時でも一緒に過ごし薄汚れていき、ある時坊やは(たぶん伝染する)病気になり・・・うさぎさんは焼かれてしまう運命になります。そこに妖精が現れ「ホンモノ」(その先はお楽しみに)になります。私はもう大人になってしまったので、絵本を読むと色んな事を感じます。子供が感じるピュアな気持ちとはまた違います。今まで生きてきた(未だ未だ短いですが)人生とシンクロします。うさぎさんは、私です。夜、ハルカイにこの絵本を読んでいる時に泣いてしまいました。うさぎさんの気持ちが痛いほど分かるからです。ハルカイには、まだ分からないでしょう。絵本には、心を揺さぶるような強い力があります。例え優しい言葉、優しい挿絵であっても、ぐ〜っと胸の奥をえぐるような。本屋さんに行ったら、絵本売り場に行ってみてください。心にジンとくる1冊に出逢えるかもしれませんよ。

