2009年 05月 26日
haricoオリジナル・ピンクッション
haricoのひとりごと・・・最近嬉しい事が沢山ありました。haricoには80歳以上のお客様も来て下さって、お洋服を仕立てたり、お直ししたり、お話したり。この間、結婚式に出席する為に留袖をほどいてお仕立てしました。お体も心配しておりましたが、着心地はどうだったか気になっていました。しばらくして、娘さんがいらしてその旨聞いてみました。そしたら「これが気持ちです」とケーキセットを頂きました。何だか嬉しくて、箱を受け取ったとき、モノとしてでなく『気持ち』を受け取ったようでした。結婚式の日のお母様は、ご機嫌だったらしく踊られたそうです。着物リフォームのお洋服も注目されたようです。
それと、前はよく歩いてharicoまで来て下さって、楽しいお話を沢山聞かせてくれて、料理上手な腕前の品々を運んでくれたお客様。腰が悪くなったようでめっきりいらっしゃらなくなりました。心配していた矢先、娘さんがお直しの依頼にやって来て下さいました。「元気にしてますか?」とお聞きした所、やはり調子が悪く「お店の前を車で通ると、ゆきちゃんどうしてるかな」って言ってるよ。と言ってくださった。私と同じ名前の「幸子(ゆきこ)さん」、お料理するのが大好き、私が仕立てている横に小さい体をちょこんと椅子に置いて「ひゃ〜、素敵だね〜、ゆきちゃんは凄いね」と、私のテンションを自然に上げて下さる。そんな事を考えてたら幸子さんの白和えが食べたくなった。彼女の白和えは絶品です!白和えの事を娘さんに伝えた。お直しの加工の出来上がりを取りにみえた娘さんが「これ、母から」と一升瓶のお酒を渡された。「え??」とビックリしている私に「白和えのこと言ったら、喜んでたよ」と言って下さった。これも『気持ち』が形になって届いたのね。有り難く頂戴しました。
プレゼント、とはまた違う『気持ちが詰まった贈り物』。私の心は満たされるのです。ありがとう!!
