

haricoのひとりごと・・・本屋に行っても「亡国」やら「崩壊」やら、不吉な題名が並ぶ。積み上げてきたものを、ここいらでぶっ壊せ世論が強くなってきた現れかな。これも動的平行なのかもしれない。複雑化した問題を解くのは難しいけど、更地になったら自由に絵を描けるようなものか。。。だからなのか、私に中にも積み上げたものをぶっ壊したくなることがある。しかし、積み上げたものをぶっ壊すのは,非常に怖いことでもある。ぐらぐらとぐらついても積み上げて崩れるまで待つか、意思を持ってぶっ壊すか?まさに、日本国の運命とシンクロするではないか!?角川春樹のインタビューで「新しいものを創る時にリサーチはいらない」と言った。ジョブズも同じことを言った。日本もそこまで来ているのだと思う。今までは米国に学んだ(真似した)、もうココからは我が道なのだ。私も、そうなのだ。・・・そしてだんだん、私の中で何かが壊れつつある。


haricoのひとりごと・・・ハルカイは一卵性双生児。天然クローン人間。細胞は全く同じなのは面白い。鼻の頭に黒い毛穴が1つできた。ハルカイ同じ所にだ。ニキビも同じ時期にできはじめる。驚くのは、歯医者のカルテが同じだったこと。低学年の成績表も殆ど同じ。どうやら内緒だが好きな子も同じだったらしい。。。しかし、性格だけは小さい頃から違っていた。天上人と地上人と言うべきか、ハルトは宇宙人でカイトは地球人であった。(詳しく聞きたい人は、haricoに来てね)漢字が恐ろしく苦手な二人だったが小学校上がる前に覚えた漢字が彼らを象徴しています。ハルトは、あいうえおもろくに書けないのに何故か『夢』という漢字だけは直ぐに覚えた。今でもいつも現実逃避の夢見がちな性格だ。カイトは何故か『円」とうい漢字。その漢字通りお金が好きである。そんなことを忘れた頃、ハルトが「人は夢があれば生きていける」と言った横で間髪入れずに「金がないと生きていけないぞ」とカイトが言ったことがあった。3つ子の魂100まで、と言うがそうなのかどうかは、まだ見届けなくてはならない。・・・今思ったのだが、3つ子の魂100までって、見届けられるのは厳密に言うと誰もいないね。自分だけしかね。記憶ってのは曖昧だからして、結局分からないままなのだ。しかし双子は見れるかもしれないぞ・・・と考えると面白くなる。双子の一生のウチに打つ心臓の鼓動は一緒なのだろうか・・・?


haricoのひとりごと・・・きのうテレビ欄の笑っていいとも!!に「長沼毅」とあって、目をこすってしまった。長沼先生は辺境動物を研究している広島大学の教授です。若いし、話すことが面白いのでよくYou Tubeで見ていたのだけど、まさかお昼にテレビにでるとは!!そしたら、千原ジュニアと深夜番組に出てる映像を発見!!超興味深々の内容に目が釘付けになった。先生のお話だと、ニュートンの後押しもあって、太陽が1つ、地球が1つということで2つの問題性から解くのは、人間は慣れてるらしいけど、3つ以上の関係性をもつ問題を解くのは人間は不得意らしい。太陽が2つある太陽系は300ほど見つかってるらしく、その場合3つの関係性を解くのが普通になっているだろうという見解。少し前のブログにも書いたけど、『優』『劣』・などの二者択一の世界からマトリックスで解く方向にシフトする・・・と同じ内容。しかも先生は、人類の未来は「絶滅」か「進化」かどちらかと言ってます。進化するには、チンパンジーとは1%違う「分け与えるチカラ」が有効だと。これから,科学がもっと身近になって(原発のこともね)あらゆる環境変化に科学は不可欠になってくる時代になるでしょう。70億という人口を支える為にね。私は生きれてせいぜい40年かな。どんな未来かみたいような・・・見たくない様な・・・しかし子孫は、生きているんでしょうね。大丈夫かしら・・・・。

haricoのひとりごと・・・朝のNHK連ドラの「カーネーション」毎日欠かさず見ています。ストーリーの面白さと俳優さんのキャスティングの良さも言うことないのですが、仕事柄、糸子の商売の心得に毎度勉強させてもらってます。今よりもっと見通しの悪い時代を、偏見や妬みに負けず、消費者のニーズに応えて、時代を引っ張っていく姿は女の私が言うのもなんですが惚れ惚れします。しかし注意深く見ていると、糸子は必ずしも流行に敏感だとか、女心を熟知しているということでもなさそうなのです。超先行ってるファッションや女心をリサーチし分析、流れを作り、システム化するのが上手いのです。先週辺りから、恋話になりつつあり、自分の為に洋服を作る場面があります。それは、1人の女性として作っているということでしょう。今までのリサーチし、分析しの客観視の「洋服作り」とは違うということです。他にもたくさんのメッセージがたくさん詰まっているこのドラマ、糸子の後の娘達の代までずっとずっと続けて欲しいと思ってしまいます。


haricoのひとりごと・・・私の心配はハルトが優し過ぎること。雨降りの日に、道端のワンコが雨に濡れていたので、いつまでも傘を傾けていたこともある。男の子のスキンシップは、専らパンチやキックです。これは愛情表現とストレスの発散が混ざった状態。深層心理の中には『甘え』が潜んでます。ハルトは無意識にその甘えを受け取る『器』になります。カイトが「あれはイジメだよ、イジメル方も悪いけど、イジメに気が付いてないハルトの方がもっとダメだ!!」と言います。心配な私は「嫌だったら、ちゃんとやめてって言わなきゃ、友達は分からないよ!!」と言うのですが、「そんなこと言ったら、可哀想だよ。誰にも相手にされなくなっちゃう。」とハルトは言う。自己犠牲というコトバがあるが、彼の中には「自己」がない。だから、憎んだり、嫌な気持ちが残らないのだ。しかし,この先「自己」が形成されたら、傷つき恨みも残ることだろう。コドモの社会に親は存在したくない私は、ただただ行方を案ずるのみ。ハルトの優しさがいつまでも清らかでいることを願うだけ。


haricoのひとりごと・・・最近思うこと、「作り手のベクトル」と「買い手のベクトル」は違うということ。買い手のベクトルは「よりいいもの・ワクワクするもの」を追いかけるハンター。どこまでも広げるし、欲望を満たすことで自分を高めていくのだ。対して作り手のベクトルは、自分への探求・内に向かうチカラ。「いいものを見る」「ワクワクするものに感化される」、買い手のベクトルと似た所があるのだが、作る為のヒントでしかならない。本質は全く違うのだ。たまに、このベクトルを同じものだと思い、買い手が作り手に強要することがある。違和感を感じ何が違うのか考えたから出た答えだ。私の中に流れている平常が乱される時に、必ず「問い」がある。その問いが神様から送られた時、ステップアップできるためのテストだと思ってます。最近は2日ほどでテストの解答が出るようになってきました。大きな問いは、ずっと棚の上だけど・・・。昔みたく泣きながら解くってのはなくなったな。オバサンになったからかしら。



haricoのひとりごと・・・バスケの顧問でもあり、担任の上田先生の話題がハルカイの会話のにはよく登場する。あまり学校の話をしなかったハルカイだけに、傍目に見てもかなり影響を受けているのは間違いない。先生は漫画好きであって、色々と調べるのが好きらしい。特に漫画「ワンピース」は オタクの域で、同じくハルカイは同じ壷ナノダ。漫画「スラムダンク」も熟知していて、心にジ〜ンとくる語録をピックアップし、言い合ったりしている。それから先生は歴史が好きだったり、政治がすきだったりするらしい。分からないながらも、私に質問してくるのだが、断片的にしか把握できておらず解答ができない。それでも、先生に触発されて何かに興味を持つようになってきた。・・・何回かしかお会いしてない先生だけど、私の目からもどの生徒にも一辺倒の指導ではない事が分かる。それぞれの生徒の能力・性格をちゃんと活かした指導になっている。ハルカイも筋が通った先生の意見は納得し受け入れる。でも、先生は上からの目線だけではなく、同じ目線(漫画だったり,遊びだったり)もあるからして、子供の心もよ〜く分かってのことで、子供からしたらこういう存在は本当に足下も未来を照らす光のように感じるのではないかと思う。尊敬できる恩師に出逢えるかどうかは、運次第。当たったハルカイは幸せ者だと思う。毎日ランドセルを背負ったまま「ママ〜今日上田先生がね〜」と始る。もう少し話し方に抑揚があれば、私も共感できるんだけどな。それだけが惜しいところ。。。。