ハルカイへ、Parisのおみやげ。1800年代の百科辞典の挿絵だと思います。お花だとボタニカルアートが有名でしょうか?蚤の市でまさかこんなに素敵な絵に出逢えるなんてと、ワクワク。写真より絵の方が主流だったこのころ、アナログな印刷で丁寧に刷られ、増してや今だと画家になるのでは?と思うくらいのハイクラスのクオリティーの挿絵、正に時代が生んだ宝物ですね。ハルカイに渡したら、「すげぇ!」と喜んでくれました。額に入れたらもっと素敵になりそう!
haricoのひとりごと・・・Parisに旅立つ1日前に県大会が懸かったハルカイのバスケの試合があった。バスケは5人でするのだが、主要人物とは異なり最後の5番目のポジションのハルトが「今日の試合、絶対勝つね!」と鼓舞して私に言い放つ。いつもそんな強気な発言はしないハルト、不思議に思ったのでパパに「なんか、何時になく何を根拠にか強気な発言をしたハルトなんだけど」と笑って言うと「あのね、今日負けたら明日ママが見に行けないし、試合の結果分からないままParisに行っちゃうでしょ、だからだよ」と言われた。そこまでParisとの距離感と私への気持ちの配慮があったかと思うと、彼の優しさの深さに感動し(ただ私が鈍感ってのもあるけどね)、負けてはしまったがその試合に観戦できハルカイがバスケで心身ともに成長している様を見れて幸せでした。
カイトに至っても、帰国の際一向に出てこない私のスーツケースのお陰で、すっかりロビーで待たせてしまった。しかし、ロビーで笑顔で待つカイトの言葉から「ママ、惜しかったよ、(出てきたの)96番目だった。丁度だったらミリオンだったんだけど。でもその前に200人いたけど」と無邪気に言う。となると、私が出てくるまで296カウントしていたことになる。その優しさの深さにも、感涙しそうになる。私のParis行きに無関心な(とうか、何をやるのかあまり分かってない)ハルカイだったが、友達のお母さんから「今日、セントレアに迎えに行くんだぁ〜」と嬉しそうに言ってた事を聞けた。財布に残ったユーロの小銭をバスケの友達に自慢げに配る辺りも、応援してくれてたんだな・・・と言葉はないけどジンと胸の奥が熱くなる。
40過ぎたこんなオバサンがParisに行って沢山吸収することがあるんだから、次はハルカイを連れて行きたいと思ってます。英語も私よりできるし、頼りになりそう・・・・取りあえず、次の夢です!!
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